仮病に口止め料
俺が大好きな彼女は色白で、ネタではなくお砂糖をぶっかけたみたいに甘ったるい顔の作りをしているから、
美少女という単語がぴったりだと思う。
その愛嬌ある容姿についての考察は(小出しにした方が価値があるだろうから)追い追い語るとして、
「暑いよ、あちいよ、ホット、ポット、鼻が高ぇ」と、俺が(とびきりつまらない)冗談を言えば、
嬉しそうに彼女は笑うため、好かれていると実感できる。
ちなみに、パートナーには田上結衣という初見で読めるあっさりとした名前があるのだが、
呼び方に戸惑う純粋な洋平クンだから故意に“彼女"と命名しておく。