仮病に口止め料

洋平少年が結衣少女にどれだけ愛されているのかと言うと、

デートでカラオケに行った際、アイドルの流行曲を歌う時にメロディーに乗せた歌詞とは違う台詞やイエーイとかを読まないところに愛を感じている。


彼女の性格上、場を盛り上げるために普段なら声を変えてぶりっ子しながらモノマネをするだろうに、

俺の前だと、『台詞あったら気まずいよね! イエーイとかなんか恥ずかしくなるじゃん。こーゆう時が曲探しタイムだよね!』と、笑っている言動に愛を知った。


この意味が分からないならば、それはとても寂しい。

もっと柔軟性を身につければ、俺がどんなに毎日幸せか察することができるでしょうに。

自己紹介は必要ないだろう?
以上が近藤洋平という人柄のすべてだ。

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