【完】俺様彼氏×鈍感彼女
手首が解放され、あたしは思いっきり、宮田の体を叩こうとしたけど、簡単に交わされてしまった。
「さいってー…っ!」
「男は誰でも欲情すんだよ」
「…っ」
「もちろん、日野もな」
「わかんないよ! 宮田みたいに変態で最低じゃないかもじゃん!」
「ないない」
その自信はどっから…っ!!
「まぁ、処女丸出しの反応はなかなかだったぜ? すっげぇゾクゾクした」
「へ、変態…っ!!」
「なんとでもどーぞ。ぁ、そうだ」
「なに」
「その胸元前回は、男の欲情誘うから開けるのは第一ボタンだけをオススメするぜ」
「…っ」
あたしはすぐに第二ボタンを閉めた。
「素直ですねー」
「あんたが言ったんじゃん!!」