【完】俺様彼氏×鈍感彼女
そして、放課後。
あたしは野球部に見学行くはずの予定を潰して、嘉代ちゃんと図書室まで来た。
「あれぇ? だぁれもいないよぉ?」
「ぁー…宮田ならたぶん…」
あたしはカウンターの下を除くと、案の定宮田が座っていた。
「…おす」
「昨日ぶり! ここ、気に入ったんだ!」
「唯一、うるせぇ女達に見つからない場所だからな」
「そっか!」
そんな会話をしていると、あたしは後から引っ張られた。
へっ?!
思わず、尻餅をつくと、目の前には超ニコニコしている嘉代ちゃん。
「陽く〜ん、あたし嘉代! 嘉代って呼んでぇ?」
うわっ!
あたしと全然対応が違う…!!
そんな姿に驚きながらも、あたしは「よいしょ」と言いながら立った。