先生は蒼い瞳の狼くん*2nd






だって、私には目標が出来たから…


それは、先生と約束したこと…




















―――……



先生とあの日、一つになってから、土日になるたびに先生は私を家に招きいれるようになった



アメリカにいくまで、充電


それが先生の口癖で私はそれに流されてしまっていたとき―…






「先生、なんでそんなに体力がっ、あるんですか!」


何回目か数えきれないほど、イチャイチャしたあとに私は肩で息をしながらそんなことを聞いた



「サラ、これは体力の問題じゃない。気合いなんだ」


「気合いって…あっ」


グイッと身体をひかれて、先生の胸に抱かれるように近づく距離






「ほら、もっとこっち」


「は、はい」


先生とこんな関係になっても、相変わらず私はドキドキしてしまう



そんな風に、先生の温もりを感じていると先生が口を開いた




「なぁ」


「…はい」


「一年間で英語マスターしろよ」


「え?」

「言っただろ?縛って迎えに行くって」

「あ、いや…それはそうですけどっ」


一年でなんて無理に決まってる!ただでさえ、英語は苦手なんだ



.
< 231 / 237 >

この作品をシェア

pagetop