先生は蒼い瞳の狼くん*2nd






「ダメだ。じゃなきゃ、アメリカで一人になるだろ?さみしいから帰りたいなんて嫌だからな」



「う」


そうかもしれないけど、一年間はさすがに…




「分かった。マスターとまでは言わないが、せめて日常会話くらい出来るようにな」



そう言い私に小指を差し出した


「…まぁ、そのくらいなら」



指を絡めると先生はニヤリと笑う



「約束守ったら、嫁にしてやるから」


「…あっ」


お、お嫁さん…


千尋先生の…


「わたし、頑張ります!」


「…あぁ」



























あの約束から、私は学校の先生や謙先生、それと塾に通い英語をもう特訓中だ



驚かせるんだから!


それを目標に頑張ってます











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