秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*

「んー…」


速くしようと思うからいけないんだよね。

自分の音をよく聞いて…合わせよう。


そうして色々と試行錯誤した結果。


「……よし」


「きゃあっ❤やった!」


最初にダメ出しを受けてから小一時間。

やっと待ち望んだ一言がもらえた。


「やっぱり感覚が鈍ってるかなー…」


たったこれだけ合わせるのに一時間もかかっちゃった。

まあでも、分かるだけまだよかったかな。

どこがどう違うか分からないよりいいや。


「まあその点はすぐに戻るだろ。お前なら二、三日もすりゃあ…」


「それならいいけどなー」


でもさ、久しぶりにやるとやっぱ楽しいね!

それにそれに、かっくんのバイオリンも聞けるし…❤

これ以上ないことだと思う!


「てか…お腹すいたよかっくん」


「ああ…そういやもう昼だな」


いつの間にかりんりん達もいなくなってるし。

きっとご飯食べに行ったんだね。


「行こ」


「ん…」


一通り楽器を片付けて、レッスン室を後にした。

坂本さんに先に言っとけばよかったな…。


「あ!」


先に言っとけばで思い出した!


< 123 / 275 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop