秘密のMelo♪y④*ウィーン編㊦*
「んー…」
速くしようと思うからいけないんだよね。
自分の音をよく聞いて…合わせよう。
そうして色々と試行錯誤した結果。
「……よし」
「きゃあっ❤やった!」
最初にダメ出しを受けてから小一時間。
やっと待ち望んだ一言がもらえた。
「やっぱり感覚が鈍ってるかなー…」
たったこれだけ合わせるのに一時間もかかっちゃった。
まあでも、分かるだけまだよかったかな。
どこがどう違うか分からないよりいいや。
「まあその点はすぐに戻るだろ。お前なら二、三日もすりゃあ…」
「それならいいけどなー」
でもさ、久しぶりにやるとやっぱ楽しいね!
それにそれに、かっくんのバイオリンも聞けるし…❤
これ以上ないことだと思う!
「てか…お腹すいたよかっくん」
「ああ…そういやもう昼だな」
いつの間にかりんりん達もいなくなってるし。
きっとご飯食べに行ったんだね。
「行こ」
「ん…」
一通り楽器を片付けて、レッスン室を後にした。
坂本さんに先に言っとけばよかったな…。
「あ!」
先に言っとけばで思い出した!