Strawberry & Happy Birthday

…よし!



悩むのは終わりだ命清すみれ!







行こう。



両親のことを知っているイブさんに会いに。





聞くんだちゃんと。




母さんが私に遺した最期の言葉が本当なのかどうかを。



私の生い立ちを。



そして父さんのことを。










「よっしゃぁ!!気合十分!!行くぞすみれー!!」



「行くってどこに?」



「そりゃ決まってんでしょ……って、はいぃい!?」






な、なんで仕事中の課長がこんなとこに!?








「つーか、何さも当たり前のように私の独り言に口はさんでるんですか!?」



「真昼間から仕事サボって公園で弁当10個たいらげてる部下がいたら話しかけるだろーが」






そ、それはごもっともなご指摘で…っ。






…でも何で見つけちゃうかなぁ。




私って行動範囲狭いのかしら…?













「それに、行方不明の恋人を心配しない人間がどこにいる?」







そう言うや否や私の体は課長の腕の中にすっぽりと納まっていた。

< 110 / 202 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop