Strawberry & Happy Birthday
…よし!
悩むのは終わりだ命清すみれ!
行こう。
両親のことを知っているイブさんに会いに。
聞くんだちゃんと。
母さんが私に遺した最期の言葉が本当なのかどうかを。
私の生い立ちを。
そして父さんのことを。
「よっしゃぁ!!気合十分!!行くぞすみれー!!」
「行くってどこに?」
「そりゃ決まってんでしょ……って、はいぃい!?」
な、なんで仕事中の課長がこんなとこに!?
「つーか、何さも当たり前のように私の独り言に口はさんでるんですか!?」
「真昼間から仕事サボって公園で弁当10個たいらげてる部下がいたら話しかけるだろーが」
そ、それはごもっともなご指摘で…っ。
…でも何で見つけちゃうかなぁ。
私って行動範囲狭いのかしら…?
「それに、行方不明の恋人を心配しない人間がどこにいる?」
そう言うや否や私の体は課長の腕の中にすっぽりと納まっていた。