心詩 ー モウイチド、モドレルノナラ ー






それからすぐ担任は永遠のお母さんに電話してくれて、琉憂兄ちゃんは事情を説明して永遠と一緒に居させてくれるよう説得してくれて。



そしたら永遠のお母さんはすぐ迎えに来てくれた。


担任に頭を下げる永遠のお母さんと琉憂兄ちゃんの姿を見たら、初めて申し訳ないという気持ちがわいてきた。


だからお母さんには謝った。怒られるのを覚悟して。

そしたら、お母さんは怒らなかった。

ぎゅっと抱きしめてくれた。


それでまた止まりかけてた涙が溢れてきて…。



それからまたすぐに家に帰って、今に至るわけ。














………そうゆう話しだった。





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