心詩 ー モウイチド、モドレルノナラ ー
それからだった。
小学校にいる間は、男女で別れることがない限り、全てに置いて一緒だった。
…あの一時期。
雅に彼女が出来たときを除いては。
――そしてあの後結局、学校から雅にお咎めはなしで、クラスは一時はギクシャクしていたものの、いつの間にかまたもと通りに戻っていた。
それに薬を飲んでも一向にひく気配のなかった私の熱も、雅と一緒に寝たら、嘘のように治ったんだ。
だからこんな事になるなんて
私達は想像してなかった。
たった隣の距離だけど、私達には遠すぎるのに。
たぶん、小学校の教師は言っていたはずだ。
伝えていたはずだ。
なのに……。
教師の小さなエゴからはじまった悪の連鎖は
私達の知らぬ間に
少しずつ、歯車を狂わせていく―――