【短編集】闇に潜む影




私は、その日の夜、考えていた。


彼が私の耳元でささやいた、「最後の言葉」を。


「・・・幸せ・・・」


ベッドに横たわると、電気を消した暗い部屋に、いつもと同じ天井が見える。


ただ、


何故だろう。


明日、今見る天井に日の光が当たることが、


とても楽しみな自分がそこにいた。






< 146 / 171 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop