~四季恋~
「えっ……?」
刹那が私の腕を
掴んで、引っ張った
「お前は結局、
何がしたいんだ?」
「永を助けたいだけ…」
「だったら………」
?
だったらどうするの?
私じゃ何も……
「お前が救ってやれば
良い話だろ?」
あっさりでた答え
「そんな事出来ない…
私なんかじゃ無理だよっ!」
「じゃあそのまま
永を見送るのか?
それこそ無力だな……
お前が傍にいるだけで
永が救われるって…
わかんねーの?」
私が………傍に………?
「でもっ………
邪魔になっちゃったら…」
「邪魔するために
傍にいるなら、
居ない方がましだ
でも…………
あいつを一人にさせるのか?
永がどれだけ…
一人になるのが怖いか
お前にわかるのか?
勿論俺だって、あいつの
気持ちなんか分からない
でも、あいつが必要と
しているのは、
良い環境なんかじゃない
…お前だろ?」
刹那の言葉は、重くて深い
いつも私を救ってくれる
「やっぱり………
傍にいたいよぉ………」
「じゃあそう言えよ
それだけの事だろ」
「…………ぅん」
やっぱり刹那は凄いや…
悩んでた私をまた救う
「えへへ…♪
刹那かっこいー…」
「戯れ言ほざいてねーで
さっさと行けよ…
あいつの所に」
冷たい……
この腐れ外道っ!!
「あ゛?」
「うぅん…じゃあね」
刹那に悪態をつくと、
私は家に向かって
走りだした