~四季恋~
「何ですか?……先輩」
俺は、具合が悪くなったのを
ごまかす様に、フェンスに
寄りかかる
「知ってたか?
魅散は俺が本命……
俺が一番なんだって」
やっぱりそんな事か
それで俺を動揺させたいの?
生憎俺はお前みたいに
幼稚じゃない
でも、次の一言は、
少し胸が痛んだ
「お前なんて
ただの幼なじみとしか
思ってないらしーぜ?
魅散が友達と話してるの
俺聞いちゃったんだよな
あーあー…
好きな女が、自分の事
男として見てないなんて…
どう思う?
やきもち焼きの永くん」
分かってた事なのに
ソレは酷く俺を傷つける