ショッキングピンク×リボルバー
彼は体を、床に拡げ
おでこに手の甲をあてて
天井を見ながら、呟く
『 … 昼間、おおっぴらにデートとかは
当分、無理だし
多くを望むなら
この前、学校でお前と一緒に居た
武藤
ああいう人と、付き合った方がいい 』
「 ――… んでそんな事いうの?! 」
『 …泣かれても
これに関しては、俺も引かない
ただ夢見たまま付き合って
ユカが、後で泣くのは嫌だ 』
「 …そ… な事いわれたって
今 つらいよ!!! 」
『 … ユカと岡田さんはね
その辺、とてもよく似てるんだ
だからお前、岡田さんの事
すごく気になるだろ
いつも何処かで気にしてる
――― 恋みたいに 』