*俺様教師×天然生徒*
待て待て待て待て!!
舌っ?!
俺放心状態…。
「…先生を盗られたくないんだもん…」
なんて。
そんなことゆわれて、我慢出来る訳がない。
「雫が悪いんやからな?」
「へ?!……んなっ…」
雫が悪いと思います。
「先生…ひっ…こうき…」
「ん〜?ゆうたやん。二泊三日って。俺らが帰るの明日〜。」
「なっ…!え…っと…」
「集中しなさい雫ちゃん?」
「だって…ここ…車っ…」
場所なんか関係ないんやって。
やっぱり可愛い…。
このまま帰りたくないわ〜…。
『生徒と先生』も楽じゃない…。
でもこの寝顔見てたら、不思議と頑張れる…。
卒業まであと一年ちょっと。
俺たちやったら大丈夫。
気がつけば俺も寝てた…。
時間は〜…っと…はあ!?
「雫、起きろ!あと1時間で空港行かな!「
「……えぇ!?」
ムードもくそもない…。
飛ばしまくってなんとか乗れた飛行機…。
「もう…二度と乗らない……」
ごめん雫…。
次は電車で行こう…!!
この旅行で俺らも少しは成長出来たような…。
雫は俺が守っていくから。