*俺様教師×天然生徒*


「めっちゃ好き。俺と卒業まで頑張ってみーへん…?」

「先生が好きぃ〜…。頑張る〜…」

「ははっ。雫泣きすぎ〜」

「えっ……」

「ん??」

「今……雫って……」


びっくりしすぎて涙とまっちゃった…。


「だって俺のんやろ?」


そう言ってニコッと笑った先生にキュンキュン…。


「みんなに怪しまれるから行こか?ってかめっちゃ俺泣かしたみたい〜!!」

「先生が泣かせたんでしょ〜…」

「もうなんでもええわ〜♪」


そうだね…。


私今1番幸せなのかもしれない…。


みんなの元へ戻ると誰も私たちが抜けてたことに気付いていないみたいだった。


ただふたりを除いては…。


「雫ちゃーん♪な・に・が・あっ・た・の♪」

「ま。だいたい想像はつくけどね」

「えっ!?」

「だって雫がトイレ行ってそのあと英明が出た瞬間ダッシュだもんね。わかりやすいっつーの…。」


先生………。


照れるよ……。


さっきあったことを話そうと思ったのに


時間も時間で店から出された…。


仕方なく解散……。


「明日聞くからね!!」


ちゃんと言いますよ〜…。


帰り際にサッと小さいメモを渡された。


『メールしてこい。satodai911*****』


9月11日生まれなんだね…。


わかりやすいよ先生…。


早く帰ろう!





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