アナタの隣で
「大和!…どうしたら良いと思う?」
もう、自分で考えなくちゃいけないのに大和に頼ってしまう。
しばらく
大和は真剣に考えて私の目を見てきた。
「…愛梨は先輩のこと許せるのか?
俺は…
こんなにお前を傷つけた先輩のこと…許せねぇ
だから、別れろとしか言えねぇわ
悪ぃ…」
真剣に考えてくれた。
私のために言ってくれた言葉。凄く心が軽くなって、温かくなった。
「…ありがと、大和
私…颯先輩とちゃんと話してみるね?」
「おう!!
じゃ、めちゃめちゃ遅刻だけど学校行くか」
「うん!!」
私達2人はもう直ぐお昼の学校へ向かった。