イジメ・体罰・虐待~私の受けてきた暴言暴力~

悲しみのお花見

 麗欄大学での悲しい思い出の1つといったらコレ。

 1年間F4とつるんでいた私に学科生は冷たかった。

情も何もなくなっていた。

 年も明けた3月のある日、学科生の1人にハメられた。

 『レイちゃん!明日、学校の裏庭に桜並木があって学科生でお花見するから来る?

来なよ!!!』

 『え?!私みたいな生きてる価値ないカス女が行って良いの?』

 『良いの!来て!来て!!』

 『ありがとう!じゃあ行く!!』

 『レジャーシート持ってきてね!!酒盛りやお菓子パーティーしよう!』

 『うん!楽しみ!!行く!!』

 「お母さん!レジャーシートある?」

 「あるよ!何に使うの?」

 「麗欄の裏庭に桜並木があるんだって!!お花見やろう!って。」

 「良いよ!じゃあ、まだ使ってないレジャーシト持って行きな!!」

 「うん。」お菓子も大量に買った。

 -翌日-

 学校の裏庭の桜並木を見に行った。(あ!学科生がいっぱいいる!!)

 恐る恐る近寄って行った。(誰か声をかけてくれないかな??)

 私を見つける学科生の目つきは蔑(さげすむ)んでいて、殺人鬼のようなだった。

 「佐岡だ!」

 「何でいるの?(笑)」

 「誰?呼んだの?(笑)」

 「何しに来たの??(笑)」

 誘われた・・・なんて言えず

 「あ、違うんです!私、裏庭に桜並木があるって聞いてたんで

来たんです。素敵ですね。」
< 320 / 550 >

この作品をシェア

pagetop