漆黒の姫君
_え!?普通前世の記憶とか無くないですか!?無いのって変な事ですか!?
「メネッタ、陛下が混乱しておられます。城に入って詳しく説明を。」
愛里の心を読み取ったようにエドガーは男に声をかけた。
「ああ、そうですね…私とした事が陛下を立たせたままなんて…っ。さあ陛下、こちらへ。」
そう言って愛里を城の中へといざなう。
愛里は言われるがままに城へと足を踏み入れた。
_うわ、外も凄いけど中も…。歴史あるお城って感じ?
あの花瓶とか高そう…。この絨毯も。