漆黒の姫君
「では、早速ですが説明に入らせて頂きます。陛下はまず何をお聞きになりたいですか?」
「え!?えっと……何で私はこの世界に来たんですか?」
エドガーは後で教えると言っていた。その”後”とは今の事だろうと思い、愛里はすかさず質問した。
「その事でしたら…陛下、少々お待ち下さい。」
そう言ってメネッタは席を立ち、出入り口とはまた別の横にある扉へと姿を消した。
_…っていうか、私がこの世界に来た理由なんてあるのかな?私一般ピーポーだよ?
普通理由なんてありませんだし、お前誰だよとかってなるよね、普通は。
…普通じゃないのか。