だってキミを守りたいから。

気付いたら俺は深い眠りについていて次に目覚めた時にはもう外は明るくなり始めていた。


まだ少し眠い瞳をこすってゆっくりと階段を降りる。


今日もまたリビングに人の気配はない。


ただ冷えきった一枚のトーストが机の上に置いてあるだけ。


少しずつ慣れてはきたもののまだ少し寂しかった。


今は父も母もちょうど忙しい時期らしい。


朝、制服を着ていたら一通のメールが来た。


To:達耶くん

 おはよーございますっ

 なんか柚凛からメールが来て
 達耶にメール送ってって……

 ほんと意味分からないよねw

 ま、メル友が増えたとゆーこ
 とで^^

 登録ヨロシク☆

From:愛心


名前は知ってるけど顔がよく分からない。


今日柚凛に聞いてみよう。


< 12 / 25 >

この作品をシェア

pagetop