鬼畜王子のメイド様。



「不安か?」

「別に」

「変に緊張しなくてもいいぞ。俺の専属メイドなんだから」

「…へ?なにそれ」

「ん?俺の専属メイド」

「そんなの聞いてない!」

「今、言った」

「詐欺だ、詐欺!メイド詐欺!」

「あほか。メイドになるのは本当だろ。ただ俺のって言ってなかっただけで」


それが詐欺って言ってんのよ、あほ!

雨宮専属メイド?

あほか!

そんなのわかってたらのこのことこんなバイト受け入れないわよ!

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