鬼畜王子のメイド様。



「ちくしょー…っ」

「ふ。おっさんか」


また鼻で笑った。
バカにしすぎなんだよ、こんちくしょー!


「そんなに嫌ならここで下ろしてやってもいいぞ?」


目の前にお札の束をちらつかせた。


「…がんばります」

「よろしい」


満足そうに微笑む、雨宮。


お金に目がくらむとは…一生の不覚。
でも…頑張るって決めたんだもん。


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