とある男子校のバカ過ぎる日常

一方、3人が囲むテーブルでは、

「…何や悪乗りがアダになってんねやけど…(泣)」

「江川が…ぶはっ…悪いでしょ…ぶふっ…」

「まぁ、江川が悪いな」

「皆酷い……俺を一方的に責めるなんてぇ…(泣)」

竜馬はテーブルに俯せ、啜り泣く。

「てかさ、湊爽緒…すごいウエイター馴れしてない?ぶっ(笑)」

「確かに、板についてるよなぁ…なんや敬語が江川みたいに変やないもん」

「変とかストレートに言うなや…地味に傷付くでほんまに…(泣)」

「ネガティブモードに入ったな、江川…(笑)」

「こうなったらうざいよね、存在が…ぶふっ…」

「………うぅっ(泣)」

「あ、こうならなくても…ぶふっ…うざいか…ぶふふ…(笑)」

「理不尽過ぎるぅうう…………(泣)」

竜馬はやはり、虐められるのであった。



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