貴方と私の秘密の関係
そして、そのまま帰ろうとした……でも、そんな私の考えは甘かったんだ。


急に、手を掴まれ、引っ張られた。


「えっ、ちょっ、待って下さい!!」


「いいから行こうぜ?」


「俺らとイイことするだけだけだから」


なんて、ニヤニヤしながら言ってくる。


その瞬間、ゾワッと悪寒を感じた。


怖い………。


そう、悪寒と同時に感じた。


「ぃや…嫌ですっ!!この手、離して下さいっ!!」


怖くて、涙目になりながらも必死になって抵抗する。


「その目、逆効果だよ」

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