One Love

「別れてから
もう2年だよ??」


「・・・智の事は
もういいよ。」


智というのは
あたしの元カレ。

中1の終わりの方に
付き合い始めて
すごい順調だった。


あたしは
智とすべての
"ハジメテ"を共にした。

手を繋いだのも、
キスしたのも、
一つになったのも。

優しくて
かっこよくて
大好きだった。

だけど中3の冬。

あたしは聞いてしまった。

「さゆはな
すっげえいい体してて~
抱き心地も最高♪
あいつ
結構気持ちよく
させてくれんだぜ??」

「まじか~??
さゆちゃん
めっちゃ美人だよな~

俺にも
今度ヤらせろ♪」


何言ってんの??
と思った。

早くそんな奴
ぶっ飛ばしてよ
と思った。


そんなあたしの
期待をよそに

「今度俺の部屋
連れ込んだ時
お前もくるかあ??

3Pかよ~~~♪」


は・・・・???

信じられなかった。

"こんな姿
俺以外に見せんなよ"

とか
クサい台詞言ってたくせに。

全部嘘だったの??


その日から
あたしは智を
徹底的に避けて
自然消滅という形で
あたし達の関係は終わった。


「中野さん、
すごくいい人だよ??♪」


春一さん・・・。


< 15 / 40 >

この作品をシェア

pagetop