僕たちのこと

†再会の電話†

それから暫く「普通」の生活が続いた。
仕事は配達と営業。毎日軽トラックを運転する日々。



ユキにはその時も彼氏がいた。
強引な人で
「今日からオマエ、俺の彼女な」
と言われたのは覚えている。



ま、いっか。で付き合いだしたのは言うまでもない。


彼と出会ったのはたしか19の頃。
もうなんとなく2年目に突入していた。
彼の家の畑仕事を手伝い、家族の晩御飯を作るほどの仲になっていた。


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