お姫様は最強ヤンキー
*乱舞蝶side*
あぁ・・・体が重い。
少しアタシがいないだけでこんなにもブタさんになっちまうのか。
ちょっと運動が足りないな。
さて、ずっとトイレにいたらあの和磨とでもいうやつが心配してやってくるかもしれない。
重い体を起こして鏡の前に立つ。
赤い目、輝く紫のピアス、前までは赤い髪だった。
そして、この両手も赤に染まっていた。
今では清楚系女子?っていうやつになっている。
全く・・・
このアタシが無名のチームに喧嘩を売られるまで落ちこぼれてしまった。
まぁ、また喧嘩の一つや二つすれば汚名返上になるだろう。
ドアを開けて奏達に笑顔を振りまいて「ごめんね」と謝る。
「ねぇねぇ♪あたしさぁ麻友華と二人っきりで話したいことあるんだよね。一回出てくんない?すぐ終わるからさ」
「・・・」
いつもより甘めな声で奏におねだりするけど奏は無言。
「ねっ?お願い!」
「・・・あぁ」