【完】SECRET♥LOVE 溺愛教師の甘い罠

 「クリス!!」


 「ママ――― 」


校舎に向かって歩き出したあたし達の前にエミリー先生と幾人…


繋いでたはずの手は「ママ―――」って言葉と同時に離れて…

あたしの横にいたはずのクリス君は元気よく駆け出してた。



 「クリス、校門で待っててって言ったでしょう。」


 「だってぇ、早くママに会いたくて。」

本当に親子なんだ。



 「クリスが御世話になったみたいね、ありがとう秋園さん」


 「あっいえ、あたしは…それでは失礼します。」


なんで慌ててしまったんだろう。

エミリー先生と幾人が並んでいるとやっぱりお似合いで。

チクチクって胸が痛くて。


その場から逃げ出したかったんだ。
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