空と海が交わるとき




記憶のどこを探しても



あの日の光景に莉子はいない



いや、あの日だけじゃない




過去のどこにも…莉子の存在はない





けど、今の記憶には莉子の事しか思い出せない




「何で…莉子は、里奈は…。」




まるで、里奈の代わりに莉子が現れたみたいな…






「…うわっ!」



立ち上がろうとしたら、何故か俺はその場に倒れ込む。




それと同時に棚に置いていたものが次々と落ちていった。




「っ…いってぇ。」




…足に力が入らないし、身体中が凄くダルい




風邪引いた?



いや、そんな感覚じゃないんだけどな…




俺の目に入った、昔の写真



「は…?」





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