君の笑顔をもう一度

 「はっ!?」

 おかずの消えた方を見る。

 「あ・・・・時雨君」

 そこには昨日散々頭を悩ませた相手が居た。

 人が隼人君に作ったおかずをもりもりと食
 べている。

 「「・・・・・・」」
 
 二人とも唖然と見ていた。

 「おい、それ俺のメシ!!」

 とうとう隼人君が時雨君にキレた。

 「何だよ隼人ばかりずるいじゃん未琴の愛
  情弁当」

 ・・・・愛情弁当?

 「いえいえ、愛情なんてこもってません!!」

 何よ・・・愛情って。

 それって家族愛のこと?

 やっぱり時雨君の言動には意味が分からない。

 「未琴は俺のだから手を出さないでね
  隼人♪」

 ・・・・・・

 一瞬の沈黙。

 「や・・・あの」

 私が弁解に入ろうとするが・・・・。

 「へぇ~そうゆう関係なんだ」

 隼人君はそう言うと後ろを振り返ってしまっ
 た。

 しかし時雨君は満足そうな顔をしている・・
 ・・。

 隼人君はず~っと黙っております。

 ・・・・。

 「ねぇ、未琴は愛情弁当誰かに作ったこと
  ある?」

 愛情弁当??

 ん~

 「じいちゃんとか?・・・・後、“凛”か
  な?」

 そう言うと時雨君はなんかに当たったのか
 突然倒れた。

 「!!!!」

 

 


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