君の笑顔をもう一度


 「ほい。ここ」

 「ありがとう」

 やっと着いた♪



 ・・・・・・。

 ガシッ

 帰ろうとした櫂の服の袖を引っ張った。

 「どうした?」

 「ねぇ、ここって本当に亜理紗の家?」

 目の前には大豪邸。

 「おう、そうだよ」

 うそ~

 亜理紗ってお嬢様!?

 フランスに引っ越す訳だ。

 「んじぁ、俺帰るから」

 うっ

 どうしょうこれは櫂に言うべきか。

 「あのさ、か・・・・・」

 後ろを振り返る。

 いない・・・・・

 早いな帰るの。


 言いそびれた。
 

 仕方ない今度言おうかなとりあえず今は
 亜理紗の所に行かなくちゃ。


 でかい玄関の前に立つ。

 改めて見るとでかいな・・・・

 ピーンポーン

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