君の笑顔をもう一度


 「は~い?」

 女の人が出てきた。

 「あの、亜理紗に用事があって」

 慌てて言う。

 「あ、お嬢様のお友達ですか?可愛らしい
方ですね」

 お嬢様!?

 もしかしてこの人は・・・・・

 世に言うメイド!!

 「お嬢様~お友達がいらっしゃいましたよ
  ~」

 メイドさんは大きな声で叫んだ。

 「は~い。今行きます」

 それに答える声がした。

 「あの、良かったらお名前教えてもらっ
  てもかまいませんか?」

 え?

 私の?

 「あ、姫野未琴です」

 するといきなり私を抱き寄せ思いっきり
 ハグしてきた。

 「あ、あの・・・・」

 なに??

 「めちゃくちゃ、可愛いです~!!お人
  形さんみたい!!」

 に、人形ですか?

 「あ~!!桐島さん!!あたしの未琴ち
  ゃんに何してるんですか~!!」

 あたしの未琴ちゃん?

 その声に反応してメイドさんの後ろを見た。

 「あ、亜理紗!!」

 

< 121 / 202 >

この作品をシェア

pagetop