君の笑顔をもう一度


 まぁ時雨君女顔だもんね~

 ってそうゆう問題か!!

 
 「・・・でキスとかする訳ですか?」

 「アホか男同士でそんなことしたら変
  に疑われる」

 それもそうだ。

 学園の王子様がBL!!なんて気持ち悪いよね。

 「おい・・・・変なこと考えるな」

 えっ!?

 バレてる!!

 「え~っと・・・・・今日の晩ご飯何に
  するかな♪」

 顔を背けた。

 「めちゃくちゃだな・・・・」





 

 「えっと・・・・」

 ここどう言うの?

 「台本にえっと・・・・なんてないだろ」

 なんか隼人君の練習って言うより私の練
 習になってない!?

 「この靴は貴方のものですか?」

 「・・・・はい」

 「バカ、まだハイなんて言わねぇよ」

 え~?

 もうわかんない!!

 「ここもう一回!!」

 スパルタ・・・・。

 「・・・・・・」

 「ここだって」

 隼人君が私の台本を覗き込み指でさした。

 
 ち、近い!!

 ドアップ!!

 「なんだよ・・・・顔になんかついてるか?」

 あまりにも見すぎていたから隼人君が気
 づいた。

 「いや・・・・なんでも」

 私がそう言うと突然私の顎をクイッと向
 けた。

 「いっそこのままキスシーンの練習でも
  するか?」


 「いやいやいや!!」

 隼人君を押して後ろに後ずさりした。

 「バーカしねぇよ。そんな嫌な顔すんな
  って」

 い、意地悪だ!!

 あたしそんなに顔に出てるかな?



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