君の笑顔をもう一度
――ポサッ
「あっ・・・・・」
今度は被っていた帽子が落ちてしまった。
「「「「「「えっ\\\\\\\」」」」」」
えっ?
周りに居た男子が皆、赤面してしまった。
その子の顔を見てびっくり。
あたしも赤面してしまうくらいの美少女だ
った。
さっきはよく見なかったんだけど、足もす
っごい細くて綺麗で目なんかパッチリ二重
の大きな目で身長だってあたしより大きく
て、大和なでしこって感じ。
「バカッ・・・こんな所一人出来たら危
ないだろ?」
隼人君は落ちてしまった帽子をその子にか
ぶせた。
「悪いちょっと俺抜ける」
そう言ってその女の子と一緒に出て行って
しまった。
「何あの子・・・・」
「モデル?」
「すっげー美人だな」
「あれはヤバイだろ・・・・」
周りに居た一組の人が次々と口ずさんだ。
そしてその内の一人が変な事を言い出した。
「俺聞いた事在るんだけど、隼人が彼女作
らない理由って初恋の子が忘れられない
からって・・・・」
初恋?
そういえば前にもそんな事言ってたような。
気になるけど気にしちゃ駄目だ。
あたしが気にする事じゃない。
好きでもないんだから・・・・・。
でも、気にしないようにしてもどうしてこ
んなに気になってしまうんだろう。