君の笑顔をもう一度


 ビクッ

 肩をあげて反応する。

 「・・・・え何?お前耳・・・・」

 そのあたしの行動に隼人君は驚いた。

 あたし耳弱いんだよね・・・・。

 だからすぐ反応しちゃうの。

 「ククッ・・・・お前可愛いとこあるんじゃん」


 うぅ・・・・
 
 うれしくない!!

 私はそれを誤魔化すようにお弁当を出す。
 

 「そうだ、お弁当持って来たよ」

 パカッ

 「おお~すげ~お前が作ったのか?」

 コクッと首を縦に振る。

 「へぇ~うまいじゃんでも、なんか塩と砂糖
  間違って入ってそう・・・・」

 なっ!!

 不安する所そこ!?

 失礼なっ

 「そんな事言うなら食べなくていいよ?」

 片方の目をピクピクと上げていかにも怒っ
 てますよオーラを出す。

 「いいえ。いただきます」

 すると気迫負けしたのか素直に食べた。


 「おっうまい!!お前いい嫁さんになるな」

 あ、ありがとうございます

 心の中でお礼を言う。

 そんな事言ってくれるの櫂ぐらいだったか
 ら。

 うれしい

 私もしかしてプロの料理人になれるかも!!

 そんな馬鹿げた事を考えていると・・・・
 
 「んじゃ毎日お願いな」

 ニコッと笑って

 へ?

 毎日!?

 
 
 


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