君の笑顔をもう一度


 チャリン チャリン

 ん?

 後ろから自転車のベルの音がした。

 「未琴~!!」

 ベシッ

 うわっ


 ドンッ

 「い、痛いじゃない!!」

 私は自転車に乗っていた少年に思いっきり
 叩かれてそのまま電柱に激突。

 顔をぶつけました。


 それも盛大に・・・・。

 その少年を睨みつける。

 「なんだ?電柱に何かあったか??」

 私があんたのせいでぶつかってるって言う
 のに当の本人は意味わかんない事言ってる
 ・・・・・。


 そう、こんな発想するのはあの人しか居
 ない。


 「よくもやってくれたね・・・・櫂!!」

 
 私は櫂の自転車に足をかける。

 「おわっ!!」

 見事落下。

 「何すんだよ~」

 痛ててと頭を抑える。

 ったくいつまでもお子様なんだから。


 ・・・・・あれ?

 待てよ・・・・。

 あたしもお子様ですか??

 櫂のばかげた行動につい仕返しを。


 ・・・・まぁまぁ落ち着こうか。


 「おい未琴?」

 ハッ

 櫂の言葉で我に返った。
 
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