sweet. Love. shower.
ティータイム、春。
『そっかー、彼氏にくっついて本州最南端の山口県まで引越すことにしたんだな。』
『うん。悩んだけど、新潟と山口の遠距離はね…。自信なくて。』
『急に昼飯誘ってきたと思ったらそういう報告だったんだな。まさかの内容にびっくりしてコーヒー溢したんだぞ。』
『ちょっと佳、人のせいにしないでよ~。』
目が合うと、二人で笑いながらテーブルに溢れたコーヒーを拭いた。
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