鉄の救世主(くろがねのメシア)
携帯していた無線機に緊急通信が入る。

まさか。

小川は通信に耳を傾け。

「くそっ!」

瓦礫の撤去もそこそこに駆け出す!

隕石飛来、第五波。

しかもこれまで飛来したものの中で最大クラスだという。

走りながら、小川は歯噛みする。

どこまで…どこまで苦しめれば気が済む!

神の試練というにはあまりに残酷すぎる。

それが試練というのならば、自分は神にでも反逆してみせる!

怒りにも似た感情を胸の中で燃やし、小川は避難所へと走った。

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