お猫様のお気に入り
−屋上−
購買で買ったパンを持って、屋上に来た。
リョウ)「はぁ・・・」
やっと1人になれた。
溜め息を吐いた時に空を扇ぐと、綺麗な青空だった。
暫く、綺麗な青空を見つめていた。
暫くボーっとしていたが、パンを食べることにした。
袋からとりだし、食べようとしたところで―――
「にゃー」
猫の鳴き声がした。
あぁ、猫か。
・・・って、
リョウ)「猫!!?」
突然の来訪者に、つい大声をあげてしまった。
えーっと?
どうしたらいいんだ?
ていうか野良猫?
・・・だったらヤバくないか?
「にゃーん」
考え込んでいると、下からまた鳴き声がする。
猫を見ると、自分が持っているパンを見つめている。
今日は、魚のフライがはさまったパン。
・・・これ?
いや、でもさぁ
猫にこんなのあげていいのか??
猫を見ると、真っ黒な目で、こちらを見上げている。
リョウ)「・・・まあいっか。」
この目に負けて、結局フライをあげることにしたのだった。