ラストイニング〜重ねるイニングの行く先〜



「そっか…。二人は、そんな出会いをしていたんだ…。」

藤崎は、奈月と杉山を交互に見た。

「充は覚えてくれていなかったけどね。」

奈月が睨む。

「し、仕方ないだろ…。奈月ちゃんの雰囲気が変わってるから…。」

杉山は目を泳がせていた。

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