チャリパイ14~最後のサムライ!



まるで『蛇に睨まれたカエル』のように、皿に盛られた蛇料理と目を合わせていたシチローは、その作り笑いの表情とは裏腹に心の中で深い溜め息をついていた。


(はぁ……これじゃまるでテレビのバラエティー番組の罰ゲームだよ……)


いくら旨いと言われても、あの蛇を先陣切って食べる気にはとてもなれなかった。


しかし、ブタマーンやミミガーの手前、「こんなもん食べれるかあ~っ!」なんて事はとてもじゃないが言えない。


「さぁ、シチロー君♪
遠慮せずに♪」


「いやぁ……遠慮というかですね……」


シチローがほとほと困り果てていた、そんな時だった。


ふいにシチローの後ろから手が伸び、皿に盛られた串刺しの蛇を掴んだのだ。


「シチローさん食べないのなら、私が先に頂きますわ♪」


「ん?」


シチローが振り返ると、そこには笑顔で蛇を頬張るイベリコの姿があった。



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