《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜
ドキドキなんてのを通り
越して、意識で追うのも
ムリなくらい鼓動は速く打って。



体は不思議な高揚感に
包まれてる。



あぁ、こんな感じは前にも
経験したことあったかな。



そう、まるで――風邪の
前の微熱にうかされた
ように、体がフワフワして
宙につかない感じ――。




「――陽菜が好きだ。本当だよ」



「れ、玲斗――…」



吐息と共に耳元で囁かれる
甘い声。



「ねぇ、キミは?

教えてよ――陽菜の気持ち」



_
< 263 / 301 >

この作品をシェア

pagetop