《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜
「え―――…!?」



体中の血が一気に沸き
上がったんじゃないかって
思った。



(あたしの……気持ち??)



胸がわし掴みされたように
キュッと痛む。



鼓動はさらに速くなって、
呼吸まで苦しい。



こんな……

こんな苦しさは知らないよ。



どうしちゃったのあたし?



何だかもう、溺れちゃいそう。



――――何に?



……わかんない。



それすらもわかんないけど……

ただもう痺れるような
熱さと高揚に、体が溶け
ちゃいそうで――…。



_
< 264 / 301 >

この作品をシェア

pagetop