《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜
規模は超豪華であたしが
行くような所とは大違い
だけどね。



だけど、スタッフさんは
ゆったりと広がるサロンの
スペースは素通りしちゃう。



「え、あの………?」



奥に続く廊下の方に
行こうとしてるのを見て
思わず声をかけると、
彼はクルッと振り返って、



「あ、三条様は奥の個室に
おいでですので」



―――――!!?



こ、個室!?



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