ヒロイン 完
翌朝、頭痛とともに目が覚めた。
どう考えても最悪の朝だ。
だるいだるい、ちょーだるい。
嫌味かのようにキラキラ眩しい太陽の日差しが余計に私の体を重くする。
「あー、溶ける」
お腹痛いな。
首元に、いつもあるはずのドッグタグの重みがない。
正体不明の不安が心を埋めつくす。
もう、嫌だ。
「お腹痛い」
「大丈夫?」
「へ?」
突然過ぎて声に出てしまった声に慌てて口を噤む。
どうやら、いつの間にか駅に着いたようだ。
体ってすごいね。
覚えてるもんだねー。
「大丈夫?」
どうやらトリップしていて余計心配を掛けたようだ。
顔を挙げ大丈夫と伝えようと口を開いたまま固まってしまった。
「ん?」
やばい。
慌てて俯く。
頭一個分以上背が高い彼。
黒髪のおにーさん。
ジーパンにシャツという至ってラフな格好なのに、その姿に迂闊にも釘付けになってしまった。
今は視線も合わせられない。
昨日の紅髪おにーさんも相当なイケメンだったけど、このおにーさんヤバイ。
どう考えても最悪の朝だ。
だるいだるい、ちょーだるい。
嫌味かのようにキラキラ眩しい太陽の日差しが余計に私の体を重くする。
「あー、溶ける」
お腹痛いな。
首元に、いつもあるはずのドッグタグの重みがない。
正体不明の不安が心を埋めつくす。
もう、嫌だ。
「お腹痛い」
「大丈夫?」
「へ?」
突然過ぎて声に出てしまった声に慌てて口を噤む。
どうやら、いつの間にか駅に着いたようだ。
体ってすごいね。
覚えてるもんだねー。
「大丈夫?」
どうやらトリップしていて余計心配を掛けたようだ。
顔を挙げ大丈夫と伝えようと口を開いたまま固まってしまった。
「ん?」
やばい。
慌てて俯く。
頭一個分以上背が高い彼。
黒髪のおにーさん。
ジーパンにシャツという至ってラフな格好なのに、その姿に迂闊にも釘付けになってしまった。
今は視線も合わせられない。
昨日の紅髪おにーさんも相当なイケメンだったけど、このおにーさんヤバイ。