−*初カレ*−
食後、お化け屋敷へ行くとかなりビビッてる姫の姿が。




姫は最後まで「行きたくないっ」って言ってたけど…俺の必殺、ウルウルお目々で上目遣いするという技でなんとか了解を得た。




俺のコンプレックスもたまには役立つ。




自分で言ってて悲しいー…。




手を繋ぎ直すと、姫の緊張感が伝わってきた。




お化け屋敷は結構本格的で途中何度もお化けに追いかけられたけど、なんとか出口へたどり着く事ができた。




最後まで姫に密着されてたから心臓がバクバクと煩かった。






他に色々乗り、パレードを見て、俺が最後に乗りたかったものに向かった。




観覧車




並んでいるのはほとんどカップル




俺達もカップルに見られていたら嬉しいな…。




そんなことを思いながら姫とゴンドラに乗った。




やっと2人きり…




窓の外を見ると、綺麗な夜景が広がっていた。




俺は姫の方を向き、彼氏の事を聞いた。
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