天然男の恋愛事情〜オフィスは恋の花盛り〜
「実は……俺にようやく、こ、恋人が出来たんです」


俺は照れ臭いのと、罪悪感みたいなのを感じ、下を向いてしまった。


弟が姉に恋を打ち明ける時って、きっとこんな心境なんだろうな……


片桐チーフは何も言ってくれず、俺は下を向いたまま話を続けた。


「その子がトーコさんとの噂を知って、誤解を解くのにすごく苦労したんです。だから、もう二度と誤解されたくないんで、トーコさんと飲みに行ったり、ご飯食べたりは、もう止めにしたいと……」


< 167 / 388 >

この作品をシェア

pagetop