やっぱり…


春 『祐先生にはこの教室借りてもらったんだ。だからなんとなくは知ってるかな!?』


美夏 『そうなんですか?』


春 『でも大丈夫だから!誰にも言わないって約束済みだから。』


美夏 『夢優、せっかく水持ってきてくれたんだし飲めば?』


夢優 『うん。』


水を一口飲んだ。


とめどなくあふれた涙で


すっかり渇ききった体に染み込み潤した。


そしてようやく言葉が出た。


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