やっぱり…
一歩一歩歩きだしたわたし
緊張でがっちがちに固まっているわたし
目の前に転がり落ちた鉛筆に躓きそうになるわたし
手の平にたくさんの汗
頑張って平常心を装った。
「たったすく先生!」
『うん?どしたぁ?』
祐先生の優しい言葉に
少しだけ緊張がほぐれた。
「さっきの曲とってもよかったです!」
『お〜ありがとうな〜』
「感動して号泣しちゃいました…」
『そんなに!?ほんとありがとうな。』
「いいえ、こちらこそありがとうございました。」
そう言ったわたしはおもいっきり頭を下げた。
そしてその場を離れた。
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